みんなでミュージアム シンポジウム2024〜人とミュージアムをつなぐ仕組みの創り方〜を開催します!
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- イベント告知・募集
2025.01.15(水)
「みんなでミュージアム(愛称:みんミ)」は、美術館や博物館に行きづらいと感じる方々が、もっと自由にミュージアムを訪れ、豊かな体験を楽しめる社会を目指して活動するプロジェクトです。2022年の始動以来、ミュージアム、当事者、支援組織が協働し、ミュージアムアクセスの向上に取り組み、今年度で活動の4年目を迎えました。今年も、年度末恒例のシンポジウムを開催します。
今年のシンポジウムでは、「みんなでミュージアム シンポジウム2024〜人とミュージアムをつなぐ仕組みの創り方〜」と題し、ひととミュージアムを「つなぐ」ひとや仕組みに注目。みんミの今年度の活動や成果の共有に加え、ゲストからの話題提供およびパネルディスカッションを行います。
参加費無料、完全オンラインで実施するシンポジウムです。
どなたでもお気軽にお申し込みください!
≪概要≫
日時:2025年2月22日(土)14:00〜17:00(途中休憩あり)
開催方法:オンライン(Zoom)
参加費:無料
対象:みんミの活動に興味のある方、ミュージアムやアート、ミュージアムアクセスに関心のある方など、どなたでも
情報保障:手話通訳、文字通訳
そのほか必要なサポート等があれば、お気軽にご相談ください。
主催:文化庁、特定非営利活動法人エイブル・アート・ジャパン
企画・制作:特定非営利活動法人エイブル・アート・ジャパン(みんなでミュージアム事務局)
文化庁委託事業「令和6年度障害者等による文化芸術活動推進事業」
■ゲスト登壇者

撮影:加藤健
伊藤達矢
東京藝術大学 社会連携センター 副センター長/教授 (芸術未来研究場 ケア&コミュニケーション領域長)
東京藝術大学大学院修了(博士)。専門は美術教育。アートプロジェクトのディレクションなど多様な文化プログラムの企画立案に携わる。2011年より東京都美術館と連携した「とびらプロジェクト」や「Museum Start あいうえの」に従事。八戸市美術館リニューアル検討委員として新美術館の設置に関わる。共著に、『美術館と大学と市民がつくるソーシャルデザインプロジェクト』(青幻舎、2018)、『ミュージアムが社会を変える~文化による新しいコミュニティ創り』(現代企画室、2015)分担執筆等。

撮影:栗原論
駒井由理子
アーツカウンシル東京 事業調整担当課長
2024年から現職。都立文化施設全体のアクセシビリティに関する環境整備 と社会共生担当の業務 を統括。 それまでは神奈川で長く 文化施設の施設管理・法人運営・事業制作業務等に携り、その中で芸術文化・文化施設にある閉鎖的な状況や 多くの 障壁の存在を痛感。「障壁とは?」「あらゆる人のものになるためには?」を施設と事業の両方で模索し始めて 10年以上が過ぎた今、改めて 次の時代の姿を考えていきたいと思っている。
≪内容(予定)≫
第1部 「人とミュージアムをつなぐ仕組み:3つの実践例」
・パネル①
登壇:伊藤達矢(東京藝術大学 社会連携センター 副センター長/教授(芸術未来研究場 ケア&コミュニケーション領域長))
東京都美術館×東京藝術大学「とびらプロジェクト」、上野公園にある9つのミュージアムを連携させた「Museum Start あいうえの」、さらに「共生社会をつくるアートコミュニケーション共創拠点」プロジェクトなど、さまざまなアートプロジェクトを運営・展開する伊藤さん。多様なプロジェクトを通じて、どのような仕組みをつくり、それを普及させようとしてきたのか。その出発点となる考え方や、現在取り組んでいる「文化的処方」など、これまでに構築されてきた「人とミュージアムをつなぐ仕組み」について、具体的な事例とともにご紹介いただきます。
・パネル②
登壇:駒井由理子(アーツカウンシル東京 事業調整担当課長)
美術館・博物館を含む都立文化施設を運営する東京都歴史文化財団では、「アクセシビリティは当たり前のもの」という認識の高まりを受け、組織や制度としての取り組みを強化するため、2024年4月より10の文化施設に「社会共生担当」を配置しました。
この「社会共生担当」を統括する駒井さんに、「社会共生担当」とは何か? その全体像や仕組み、役割について、具体的な事例を交えてご紹介いただきます。
・パネル③
登壇:
石崎三佳子(愛媛県美術館学芸課専門学芸員・担当係長)
梅田亜由美(みんなでミュージアム プロジェクトメンバー)
みんなでミュージアムは、2024年度も みんミコーディネーターやパートナーとともに、障害のある人とのミュージアムの環境づくりや鑑賞サポートの実践を行い、ミュージアム体験をより豊かにする取り組みを続けてきました。シンポジウムでは、その中から、愛媛県美術館 と協働し、移動が困難な方をはじめ、美術館でのリアルな鑑賞体験が難しい人々を視野に入れた オンライン鑑賞プログラムの試験的な実践について紹介します。
〜休憩〜
第2部 クロストーク「実践から未来へ:人とミュージアムをつなげる仕組みの可能性(仮)」
第1部を受けて、第2部では登壇者によるパネルディスカッションを行います。
3つの事例をもとに、それぞれの実践から見えてくる「人とミュージアムをつなぐ仕組み」の未来像を描き、その展望について語り合います。
登壇:
・伊藤達矢
・駒井由理子
モデレーター:
柴崎由美子(NPO法人エイブル・アート・ジャパン 代表)
《お申込み》
下記、1から3のいずれかからお申し込みください。
締切:2025年2月14日(金)
1)フォームから申し込む
申し込みフォームに必要事項を記入のうえ送信してください。
2)メールで申し込む
下記の必要事項を明記のうえ、件名を「みんミシンポジウム 申し込み」とし、お申し込みください。
メール:accessart@ableart.org
件名:「みんミシンポジウム 申し込み」
1.お名前
2.お名前(フリガナ)
3.ご連絡先(メールアドレス)
4.ご連絡先(電話番号)
5.ご年齢 10代・20代・30代・40代・50代・60代・70代以上
6.居住地(都道府県)
7. ご所属など ※任意
(障害のある人、障害のある人のご家族、芸術文化関係者、福祉関係者、科学博物館関係者、教育関係者、市民活動関係者、行政職員、学生、その他)
8. 撮影記録・公開の許可
9 . 【必要な配慮について】
10. 【そのほか】 シンポジウムについて、気になることなどがありましたらご記入ください。
3)電話にてお申し込み
電話:03-6277-2802(法人代表)/ 080-3931-3660(みんミ専用電話)
対応時間:平日(月〜金)10:00〜18:00
《その他》
・出演者やプログラム内容は、変更・中止になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
・当日のご案内・URLはメールにて前日までにお送りします。
・参加にあたっての希望や必要な配慮(情報保障、オンライン操作など)がある場合はお知らせください。
・2025年3月31日まで、申込者に限り、アーカイブ配信を予定しています。
・アーカイブ配信及び活動の記録・報告のため、動画と写真で記録をします。写真は公開する場合があります。何か困ることなどがありましたら、事前に事務局にご相談ください。
■お問い合わせ
NPO法人エイブル・アート・ジャパン
みんなでミュージアム事務局
電話:03-6277-2802
メール:accessart@ableart.org