【みんミの”わ”第12回】「やさしい日本語」がミュージアムとつながるきっかけに〜ミュージアムの実践事例から考える〜
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- イベント告知・募集
2024.11.20(水)
みんミの”わ”は、障害のある人やその支援者、ミュージアム関係者やミュージアムが好きな人など、さまざまな立場と地域の人が集まり、ミュージアムとアクセシビリティについて学び合う場です。
第12回のテーマは「やさしい日本語」です。
「やさしい日本語」は、文法や言葉のレベル、文章の長さに配慮してわかりやすくした日本語のことです。
もともと、災害時に外国にルーツのある人に対して迅速に情報伝達する手段として考案されました。現在では、生活情報や観光情報を伝える手段として、公共サービスをはじめ、さまざまな場所で取り入れられ、文化施設でも活用されています。
このように、「やさしい日本語」は外国にルーツのある人に向けてはじまったものですが、障害のある人やこども、高齢の方など、さまざまな人にとってやさしいコミュニケーションツールの一つになるのではないでしょうか。
たとえば、複雑な文章や抽象的な表現を理解するのが難しい知的障害のある人や、手話を母語とするろう児者など、「やさしい日本語」によって、もっとミュージアムを身近に感じられる人もいるかもしれません。
今回はこれまでミュージアムでの「やさしい日本語」の推進に取り組んできた合同会社マーブルワークショップ代表、國學院大学兼任講師の高尾戸美さん、「やさしい日本語」によるワークショップを実施している東京都庭園美術館 学芸員の大谷郁さんをゲストにお招きし、「やさしい日本語」がなぜ必要なのか、そもそもどういうものなのか、ミュージアムでの活用事例とともに学びます。
「やさしい日本語」を通して、さまざまな人にひらかれたミュージアムにおける情報の伝え方やコミュニケーションの方法について、一緒に考えてみませんか?
はじめましての方も、いつも参加している方もお申込みをお待ちしています!
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《概要》
日時:2024年12月11日(水)19:00~21:00(2時間)
参加:無料(手話通訳・文字通訳あり)
対象:どなたでも(みんなでミュージアムの活動に関心のある方、大歓迎!)
参加方法:オンライン開催(Zoom)
主催:NPO法人エイブル・アート・ジャパン
(文化庁委託事業 令和6年度障害者等による文化芸術活動推進事業「みんなでミュージアム」)
《ゲスト》
高尾 戸美さん(合同会社マーブルワークショップ代表、國學院大学兼任講師)
大谷 郁さん(東京都庭園美術館 学芸員)
《内容(予定)》
1.みんミでミュージアムとは
2.高尾さんからの話題提供
3.大谷さんからの話題提供
4.感想共有
5.ブレイクアウトルームでのグループワーク
6.全体共有・質疑応答
※ブレイクアウトルームに分かれてグループでワークをします。可能な方は、画面と音声をONにしてご参加ください。
《お申込み》 締め切り 2024年12月8日(日)
1)申し込みフォームに必要事項を記入のうえ送信してください。
2)申し込みフォームを利用できない方は、メールまたは、電話にて下記の必要事項をお知らせのうえお申し込みください。
・電話:
03-6277-2802(法人代表) ※2023年に番号が変わりました
080-3931-3660(みんミ代表)
・メール:accessart@ableart.org
※件名に「みんミの”わ”第12回 申し込み」と記載してください。
1 お名前
2 お名前(フリガナ)
3 ご連絡先(メールアドレス)
4 ご連絡先(電話番号)
5 ご年齢 10代・20代・30代・40代・50代・60代・70代以上
6 居住地(都道府県)
7 ご所属など ※任意
(障害のある人、障害のある人のご家族、芸術文化関係者、福祉関係者、科学博物館関係者、教育関係者、市民活動関係者、行政職員、学生、その他)
8 撮影記録・公開の許可
9 【必要な配慮について】
10【そのほか】 みんミの”わ”について、気になることなどがありましたらご記入ください。
≪お問合せ先≫
みんなでミュージアム事務局
■NPO法人エイブル・アート・ジャパン東京事務局内(渡邉、原衛、今野)
〒108-0074 東京都港区高輪2-15-24 三愛ビル竹館2階203号室
電話 03-6277-2802 、080−3931−3660
メール accessart@ableart.org
■NPO法人エイブル・アート・ジャパン東北事務局内(柴崎、髙橋)
〒980-0011 宮城県仙台市青葉区上杉4-1-50 1階
電話 070-5328-4208 ファクス 022-774-1576