ロゴマーク:みんミ みんなでミュージアム

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目次:お知らせ

よくあるご質問(最終更新日:2024/3/4)

  • お知らせ

2024.03.04(月)

みんなでミュージアム(みんミ)に寄せられるよくある質問をQ&A形式にまとめました。
(最終更新日:2024年3月4日

みんミの活動について

Q.活動に参加ができる障害当事者の条件について、何か制約はありますか?
A.これまでに、パートナーとの鑑賞体験やコーディネーターの活動を、肢体不自由・内部障害・視覚障害・聴覚障害・知的障害・発達/精神障害・重度/重複障害等の障害のある当事者の人とご一緒しています。また、障害のある人の支援者(ご家族・福祉施設職員・教育関係者等)からの相談にも対応しています。
まずはお気軽にご相談ください。

Q.これまでにどのような相談を受けていますか?
A.主にミュージアムへのアクセス改善や鑑賞サポートに関する相談を受けています。

今年度(令和5年度)の参考対応事例です。
・障害児の家族から、ミュージアムに行きたいが不安に思っている点(交通、トイレなどの設備)についての相談
・手話通訳者から、海外での聴覚障害者向け鑑賞サポートの先進事例の照会
・企業から、障害のある人の特別鑑賞会実施における情報保障(手話通訳と文字通訳)の実施相談
・国立ミュージアムから、合理的配慮の対応事例についての照会
・県立ミュージアムから、視覚障害者及び聴覚障害者向けアクセス・プログラムの実施相談
・企業ミュージアムから、障害のある人のミュージアム・アクセスのニーズについての問い合わせ
・研究者から、公共施設におけるアクセス・プログラム、センサリーフレンドリー事例の照会

パートナー・コーディネーターの活動について

Q. パートナーとコーディネーターの違いはなんですか?
A.パートナーは、障害のある人や支援者からの相談内容に基づき、一緒に展示を見たり、ショップやカフェを利用したりなど、ミュージアム体験をともにつくる人です。
コーディネーターは、だれもが安心してミュージアムの利用ができるように、ミュージアムとともに適切な配慮やより良い環境を考え、つくっていく人です。

パートナー・コーディネーターの活動の様子を、動画でわかりやすく紹介しています。
動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=moyDAxi3Uqw&feature=youtu.be

Q. パートナーとコーディネーターとして、どのような人が活動しているのですか?
A.パートナー・コーディネーターの人材登録には、障害の有無に関わらず、日本全国からの登録があります。登録者のなかには、美術館のスタッフや情報保障のツールの制作者、編集者や研究者など、幅広い領域で活動している人がいます。

これまでの活動の様子をレポートからご覧いただけます。
*一部はパートナーやコーディネーターの登録者が執筆を担当しています。
活動の記録:https://minmi.ableart.org/activity/

Q. 活動当日を迎えるまでにどのくらいの準備期間がかかりますか?
A.事例によって異なりますが、平均的に1ヶ月〜2ヶ月間のケースが多いです。
メールのやり取りや、オンライン上でのミーティングなどを経て、当日を迎えます。
現地の下見や当日の活動はだいたい半日(午前・午後のどちらか)から1日の拘束時間です。
例:①事務局との打合せ(約2時間)②参加者との顔合わせ(約2時間)③現地の下見 ④当日

Q. 活動頻度はどのくらいですか?
A.今年度(令和5年度)はパートナー8件、コーディネーター7件です。みんミの活動は新しく、まだまだ社会に認知されていないため、自分たちからアプローチをしながら活動機会を形成しています。今後の外部からの問い合わせ件数によって、活動頻度が増えていく可能性があります。

Q. コーディネーター・パートナー活動におけるミュージアムの活動領域は?
A.美術館をはじめ資料館、科学館、動物園、水族館など。歴史、芸術、民俗、産業、自然科学など、
さまざまな分野を含みます。※コーディネーターもパートナーも活動領域の対象は同じです。

Q. 地方在住の場合、パートナーやコーディネーターとしてどのように関われますか?
オンラインでの活動はありますか?
A.これまでオンラインでの依頼は受けたことがないのですが、今後の依頼内容によっては、
オンラインでの活動や、ハイブリッドな活動(オンラインとリアルな現場の両方)もありえます。

また、エデュケーターと障害のあるコーディネーターがペアになって活動するときに、パートナーの連携が必要なケース(障害のある人がミュージアムに行くために寄り添う立場として)もあるため、今後の事例によってさまざまな活動場面が想定できます。

現時点では、みんミ事務局のある東京近郊エリアや宮城県を対象にしたリアルな活動が多くなっていますが、今後、地方でのモデルケースを拡げていく必要性を感じているところです。例えば、ご自身の身近にあるミュージアムとの連携の可能性やその他の相談など、機会や人を繋いでもらうのも大歓迎です!

例:
ミュージアムに行きたい障害のある人や、みんミで活動をしたい障害のある人がいる。
身近でこんな相談を受けているのだけど、みんミが間に入って何かできますか…?
ミュージアムの人が困っているのだけど、みんミでどんなことができますか…?など。

Q.パートナーやコーディネーターが、行ってみたい・関わりたいという人を紹介してよいですか?
A.もちろんありです!上記のように、皆さんからみんミに依頼・相談をするパターンもウェルカムです。
事務局だけではどうしても範囲が限定されるので、私たちが拾いきれない声を聞かせてほしいです。

その他


Q. アクセス・プログラムの情報発信に協力してもらえますか?

A.可能です!

みんミはXの公式アカウント(@minnademuseum)を活用して、日本全国における障害のある人等を対象としたアクセス・プログラム等の情報を収集し、障害種別に配慮したかたちで発信しています。
ミュージアムの方やプログラムの主催者の方からの情報発信に関するご相談も受け付けています。

Q. みんミの活動は全国的に展開していくのですか?
A.全国的な展開を目指しています。

パートナー・コーディネーターの人材登録者や、オンラインプログラム「みんミの“わ”」の参加者など、活動を通じたネットワークが全国に拡がっています。今後、人と人のつながりを活かし、情報交換を促すことを目的とした交流の機会をつくりたいと考えています。これにより、各地域での自主的な活動や体制の構築につなげていきたいです。

また、みんミは取り組んできたモデルケースの記録を公開しています。
活動の記録:https://minmi.ableart.org/activity/

協働したミュージアムに知見が蓄積されることで、周囲のミュージアムにも類似する活動が拡がること、事例やノウハウを発信することで、みんミの事務局が中間支援に入らなくても、各地での活動が自走していくことが理想的だと考えています。

現在、いくつかの可能性を考えているところですが、例えば、行きたい気持ちをもっと気軽に叶える方法としてマッチングアプリの可能性にも関心を持っています。ミュージアム業界だけでなく、様々な企業や異なるジャンルの方からの提案やアドバイスをいただきながら検討している段階です。

Q. 人気のある著名な展覧会での活動も視野に入れていますか?
入場待ちの行列や展示室内の混雑状況などを想像するとハードルが高いような印象を受けます
A.障害のある方やミュージアム側からの相談や依頼があれば、こうした展覧会での活動も想定されると思います。どの事例に関しても、現状の課題に対して、より良い解決策をともに考えていきたいです。

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